飛騨高山ウルトラマラソンとは?
飛騨高山ウルトラマラソンは、岐阜県高山市を舞台に開催される国内屈指の難関100kmレース。
最大の特徴は獲得標高約2000mを超えるアップダウン。
絶景と坂、そして地元の温かい声援とエイドの美味しさが、多くのランナーの心を掴んで離しません。


2024年大会に参加して感じた魅力
運営・ボランティアの温かさ
コース誘導や応援の声がとにかく優しくて熱い!
「頑張れ」というより「よう来てくれたね」と迎え入れてくれる雰囲気に、何度も救われました。
飛騨牛など絶品エイドの数々
飛騨牛、漬物、スイーツ系など、エイドの充実ぶりはウルトラ界でも屈指。
「食べに行く100km」とも言われるほどのレベルです。
100kmコースの特徴と攻略ポイント
0~10km 序盤なので淡々と
まだまだ体も軽く、走りやすい区間ですが、ここで飛ばすと後半に響きます。ペースは抑えめに。
10~17km ゆるい坂
長くて緩やかな登りが続きます。心拍を上げすぎないようにリズムで刻むことがポイント。
20~30km フラット
快走区間。気温が上がる時間帯でもあるので、水分補給を意識して走りましょう。
33~40km ガチ登り
前半最大の登り。無理に走らず、歩きを織り交ぜて脚を温存する判断も大事。
40~50km 下り
一見走りやすいが、脚にダメージが蓄積しやすい。飛ばしすぎ注意。
50~60km 裏ボス峠ダブルピーク(2024年は涼しかった)
2つの峠越えが待ち構える鬼門区間。2024年は気温が低く走りやすかったが、例年はここで多くの人が苦しむ。
60~70km 千光寺激坂1.8km
名前に偽りなしの急坂! 歩いてでも確実に前に進むことが正解です。登り切ると絶景が待っています。
70~80km 再びフラット
ペースを整える区間。周囲のランナーとの会話やエイドでの交流が力になります。
80~90km ラスボス峠ダブルピーク
「まだ登るのか…」と心が折れそうになる激登り。ここを越えればフィニッシュは目前です。
90~100km 感動のラスト10km
下り基調も混じり、遠くにゴールの気配を感じ始める終盤。
沿道の応援が背中を押してくれる、まさにご褒美の区間です。

完走を目指す方へのアドバイス
- とにかく前半は抑えることが完走の最大条件
- エイドは絶対に活用すべし。食べながら走れる人は強い!
- 暑さ・寒さ対策を万全に(年によって気温差が大きい)

まとめ|自然・人・食の三拍子がそろう極上の100km
飛騨高山ウルトラマラソンは、ただの過酷なレースではありません。
人と自然の温かさを感じながら、自分と向き合える「挑戦と癒やしの100km」です。
2025年に走るみなさんの健闘を心から応援しています!
🏁 Good luck to all the runners on 2025年6月8日(日)!
コメント